岐阜県立岐阜高等学校長 石田達也
令和三年度の岐阜高校同窓会総会が木方伸一郎会長様をはじめ役員・運営委員の皆様方のご尽力により、会員の皆様方のご出席を得て開催されますことを心からお祝い申し上げます。また、日頃から本校の教育活動に対し、格別のご理解とご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
私は、四月の定期人事異動により、岐阜高校の校長を拝命いたしました石田と申します。昭和五十七年に本校を卒業しております。大変微力ではございますが、岐阜高校の益々の充実発展のために精一杯努力させていただきますので、同窓会員の皆様のご支援、ご協力をどうぞよろしくお願い致します。
昨年度は新型コロナウイルス感染拡大の影響から同窓会総会は中止となりました。本年度も残念ながら皆様が一堂に会することは叶いませんでしたが、同窓会役員・運営委員の皆様のご尽力により、こうしてオンラインにて開催されますことは、同窓生としましても、校長としましても、大変喜ばしいことであります。
さて、新型コロナウイルス感染拡大は本校の教育活動にも大きな影響を及ぼしています。昨年度は四月当初から二ヶ月間、県内高校は一斉休校となり、その期間中は県で整備いただいたウェブ会議システムを活用して自宅の生徒へオンライン授業を配信しました。また、文化祭、体育大会、林間学舎、修学旅行といった学校行事も中止や延期をせざるを得ず、部活動でもインターハイなどの公式大会やコンクール、発表会などの中止が相次ぎ、生徒たちの活躍や発表の場がなくなりました。
今年度は、感染症対策に十分に配慮した上で、学習や学校行事、部活動については、通常の実施が困難な場合であっても、ICT機器を活用したオンライン開催など、形態を工夫しながら実施し、生徒たちの学習保障や高校生活の充実につなげていきたいと考えております。
また本校では、グローバルリーダーの養成を目指して探究的な学びに力を入れており、国際交流や最先端科学の分野での体験プログラムを実施し、「科学の甲子園」「模擬国連」「即興型英語ディベート」等の全国的・国際的な大会において優秀な成果を上げています。
これらの取組では、同窓会の皆様から多くのご支援を頂いております。創立百五十周年を二年後に控えまして、今後も引き続き、本校の教育活動に絶大なるご支援とご協力をお願い申し上げます。
最後になりましたが、本年度の総会のお世話をいただきます篠田成郎運営委員長をはじめ、当番幹事の昭和五十三年、昭和六十三年、平成十年卒業の皆様のご尽力に感謝申し上げますとともに、会員の皆様方のご健康とご多幸、そして同窓会の益々のご発展を心から祈念申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
NEW
RANKING